■オフロード用のブーツ

ブーツは激しいオフロードライディングの際にアクシデントから足を守ってくれる大切なアイテムです。足の場合は操作性を維持しつつプロテクション性能も上げなければならないので他のプロテクターと比較しても特殊な製造技術が必要になります。
また形作る素材(革や樹脂パーツ、それにソールなど)が複雑に組み合わさるので、外観からだけでは良いブーツというが分かりにくく、選ぶのも大変です。新素材をふんだんに使っていてもバランスが悪ければ良いブーツにはならないのです。
それにブーツはプロテクションや操作性だけではなく、ハードな動きをするオフロードライディングを助ける働きもするのです。 例えば足首の関節をマシンに加重しやすい方向にだけ可動するようにすれば楽になりますし、ペダル操作する時に変なところに力が入ってしまうことも無くなります。このようにライディングを補佐するアイテムとしてもブーツは重要なのです。

■何を基準にして選ぶか

 履く物と云えばまずはサイズが気になります。サイズに関しては足に合っていもないと操作に支障を来すばかりかアクシデントの際に怪我を誘発する場合もあるので慎重に選びたいところです。
 それ以外に用途によってキャラクターがいくつか分かれていますのでそれに合わせて選ぶと良いでしょう。
モトクロス
  オフロードブーツというとこれに焦点を当てたブーツが一番多いでしょう。各メーカーがトップライダーの意見を採り入れてハードなライディングやアクシデントに対応するようにプロテクションも充実したブーツをラインナップしています。ラインナップが豊富な場合はトップモデルが一番良いと思われ勝ちですが、乗り方の癖などで一概にそうとも言えないところが悩みどころです。トップモデルはスーパークロスなどでの使用を考えていますので操作性よりもプロテクションやステップへの加重のしやすさなどが主眼になっていますのでペダル操作に不安のあるようなライダーは1ランク下のモデルが良い場合も多いようです。

エンデューロ
  最近のエンデューロはモトクロス場を利用した耐久モトクロスからヨーロッパなどで行われる本格的なエンデューロやアメリカで行われるようなクロスカントリーなどの自然を利用したコースを走破するタイプが目立ってきました。このようなレースはモトクロスに比べて大きなジャンプなどは無くトライアルに近いようなテクニックが求められる場合があるので操作性を重視して選ぶと良いでしょう。ただし自然の地形を利用しているために岩や木の根などの障害物がヒットする場合を考えて一般的にはプロテクションの高いモトクロスブーツを使用します。ペダル操作やマシン操作を優先してプロテクションの少ないエンデューロブーツを履く人もいますが、操作性を高めて障害物を機敏に避けても隠れた岩などにヒットすることを考えるとある程度のプロテクションが入った物をお薦めします。また長時間になるほどある程度の堅さを持ったソールの方が足が疲れにくくて良いでしょう。そのためマシンを押すことを想定して無理にブロックパターンのソールを選ぶことはありません。ブロックタイプの多くは土踏まず部分が薄いために疲れやすかったりソール自体の耐久性が低かったりしますので通常のレースでは想定しなくても良いでしょう。

林道ツーリング
  トレールバイクを使用して林道ツーリングをする場合にも前輪の巻き上げた飛び石や転倒などのアクシデントを考えるとすねまで覆ったブーツをお薦めします。この場合はエンデューロブーツやトライアルブーツなど足首が良く動くタイプにするとオートバイを降りた後の行動も制約が少なくなります。その時ブロックパターンのソールが装着されたブーツだと歩きやすいのでお薦めです。歩き易さだけを考えると革質もオイルドレザーが良いのですが、使用している間に柔らかくなりすぎる傾向があるのでお手入れなどには注意が必要です。

 このような事を踏まえてブーツをお選びください。

◆ブーツ本体  

ガエルネ

ガエルネ社は日本人に合ったブーツを作り続ける職人集団です。多くのブーツメーカーがアパレルなども扱う総合メーカーになっていってもガエルネだけは頑なに靴専門メーカーとしてライダーの足を守り続けます。a

   

シディー

1960年よりクラフトマンシューズメーカーとして発足したSIDI(シディ)社は、MX、ロード、バイシクル、フットウェア全般を手がける老舗ブーツメーカーです。 また、常に革新的な機構のフットウェアを提供することでも有名なブランドです。。a

   

ソア

モトクロス用品のメーカーとして歴史は古く1968年サンディエゴで産声を上げて以来40年あまりモトクロスシーンに関わっています。リック・ジョンソン、グレッグ・アルバーチン、ジェレミー・マクグラスなど蒼々たるメンバーがこのモトクロスウェアを身につけ、近年ではチャド・リードやイワン・テデスコなどがthorの顔となっています。

   

エムエスアール

名ライダー マルコム・スミス氏の興したオフロードライディングギアの老舗。現在では経営には関わっていないが、基本コンセプトは脈々と受け継がれています。日本ではゴアテックスを採用した本格的エンデューロウェアが一躍有名になりました。現在はスーパークロスからフリースタイルに至るまで様々なライダーが愛用しています。

◆アクセサリー  

サインハウス

サインハウスは1987年の設立以降、様々な二輪用品を日本に紹介し続けるブランディングメーカーです。ここではバネ・リアルインソールをご紹介します。 a 
こちらで店長自らのレポートをご紹介しています。

   

プロライン

1989年設立のプロライン社はイギリスのサポーターメーカーです。その製品はプロスポーツ選手や騎手など様々なユーザーに愛されています。a
※ここでは泥や異物のブーツへの浸入を防ぐブーツゲイターをご紹介してます。

   

ちゃねスポーツ

オフロード用品の輸入販売で有名なちゃねスポーツさんから画期的なオーバーニーモトソックス Silna(シルナ)が発売になりました。a

   

アチェルビス
オフロードマシンの樹脂パーツの老舗 アチェルビス。
ここでは膝からはるか上まで延びるモトソックスをご紹介しています。a
   

ファーストレーシング

フランス、オーベルニュ地方に本拠を持つ、 フランス屈指のモトクロス・オフロードウエアブランドです。 世界選手権エンデューロではE2クラス4位のファビアン・プラネをメインライダーに起用し モトクロス、エンデューロの両面からヨーロッパ中の注目を集めています。ここではブーツバッグをご紹介いたします。a