■オイル交換サイクルについて

半ば都市伝説化している「安いオイルを頻繁に替える方が良いオイルを長く使うよりも良い」などはあまり信じずに良い物を選んで出来る限りこまめに替えることをお薦めします。特に最近の4ストロークエンジンは高性能になっているためにオイル管理がシビアになっています。
オイルの交換サイクルはオートバイの取扱説明書に載っていますが、実際には使用条件で短くなる場合が多いので注意しましょう。例えば短い時間の運転を頻繁に繰り返す場合はオイル内にとけ込んだガソリンの揮発成分が抜けきらなかったり水分が堪りやすかったりして劣化を早めます。またレースなどでオーバーヒートしたオイルは成分が変質している場合がありますので早めに交換した方が良いでしょう。

■オイルの善し悪し

オイルの善し悪しはある程度レースキャリアのある人なら交換後1日も乗れば分かると思います。高回転の回り方ががさがさする、クラッチの切れが変わった、シフト操作の際に入りづらくなったなど判断するポイントは多々あります。この善し悪しは乗り方にもよるので色々なメーカーの商品を試すと良いでしょう。ただし使い古したオイルを他の新しいオイルに入れ替えた時に元のオイルの新品時を思い出せるかがキーポイントになります。これが実は結構大変です。それでもある程度走れば違いもはっきり分かるでしょう。

ツーリングなどで使用する場合はスピードレンジが低く極限状態で使用しないためにあまり気にならないかも知れませんが、そんな時は名の通ったメーカーか或いはメーカー純正品をお薦めします。言い古されていますがメーカーが開発段階から使用しているオイルはそのバイクに最適なオイルになっています。

■2ストロークのエンジンオイル

2ストロークエンジンの場合はエンジンオイルを燃焼させてしまいます。そのため燃焼温度との関係で乗り方によって排気口からのオイルの垂れが増減します。通常燃焼温度高さと油膜切れのしにくさは密接に関係していますのでカタログ上で性能の高いオイルは(乗り方にも依りますが)燃え残りやすい傾向があります。そのため高いオイル=自分に合ったオイルではありません。常用の回転数やアクセルオンオフの丁寧さによっては高いオイルを使い切れずにタールの蓄積を早めたりしますので要注意です。

◆その他のケミカル類

その他、オートバイには様々な油脂が使用されています。エアクリーナーのフィルターオイルやチェーンルブ、ブレーキオイルにグリス類などです。それぞれ過酷な条件で使用されることを前提としており、また近年のエコロジー志向によって生分解するような素材も多く出てきてきます。有名ブランドが必ず良いわけではありませんが、オフロードライダーに支持されている商品をここではご紹介していきます。

■オイル  

ヤッコ

YACCOは、フランスで90年の歴史を持つOIL専門メーカーです。
専門メーカーの販売量でフランス国内TOPの実績を持ち、日本でもプロ整備士や リピーターにより”究極のオイル”として圧倒的支持を得ています。
ネームバリューよりも絶対的なパフォーマンスを徹底して追求する、数少ない実力志向のブランドで、本来あまりオンラインでの販売はしません。

   

モチュール

現在フランスを本拠地とするMOTULは1853年に電灯用の燃料を供給する会社としてニューヨークで設立されました。その後世界で初めて自動車用の潤滑油を発売してから今日に至るまでモータリゼーションの発達と共にMOTULはあります。

 
■チェーンオイル

イー・ケー・チェーン

1941年3月 に有限会社江沼合同製作所として創業。シールチェーンの考案など常にモーターサイクルチェーンの老舗メーカーとして業界を引っ張ってきた。近年オフロードレースでの装着率の高さがその性能を物語っている。ここでご紹介するのはelfと共同開発したチェーンルブです。

 

昭和貿易

グラファイト皮膜を形成する新しいタイプのチェーンルブです。
汚れが付き難いなどオフロード走行に理想的なチェーンルブになっています。

 
■エアフィルターオイル

ノートイル

吸気効率の高いデュアルステージ(二層構造)のエアフィルター。 そして元祖”環境循環型エコロジーOIL”を採用した環境にやさしいフィルターOILとクレンザーをラインナップ。 NO−TOIL(ノートイル)は生活排水に流せるなどメンテナンス製もバツグン! 

 
■ケミカルオイル

タイホーコーザイ

ホームセンターでもよく見かけるブランドですが、水置換性に優れる潤滑材として錆びたボルトを緩める際の最終手段の一つに加えて欲しい逸品です。